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高止まり「第2波」襲来? 東京で新たに54人感染確認 - FNNプライムオンライン

26日、東京都で新たに54人の感染が確認された。

新規感染者数54人、そのうち20代・30代が40人。

その内訳は、現在確認作業中だが、今のところ濃厚接触者が26人、そして感染経路不明が28人。

そして、夜の街関連が17人ということになっている。

昭和大学・医学部 二木芳人客員教授「(この数字どうみるか?)この3日ほど50前後で数が多いですね。ただ、数だけではなくて、その内訳を見させていただくと、最近だんだん感染経路不明な方が増えているのと、今ご指摘のあったやっぱり若い方ですよね。若い方で症状のない人が増えているのが非常に不気味ですね」

加藤綾子キャスター「無症状だから自分はかかっているという自覚がないために、いろんなところに出かけてしまってということになるんですかね。それで感染経路不明」

二木芳人客員教授「おっしゃるとおり。おうちにも持ち帰ってしまうということもあるかもしれません」

加藤綾子キャスター「会見で小池都知事は、医療体制が切迫していないので第2波ではないとしているんですが、二木先生、これは第2波ではないんでしょうか」

二木芳人客員教授「まだ第2波というレベルではないと思いますし、わたしはまだ実は第1波が終わっていないんじゃないかなと。完全に抑え込んでいないままに、今のところくすぶっていると。もう1つのポイントは、医療体制が切迫したらもうだめですよ。ですから、そういうものを基準にしてお考えていただくのはちょっと間違いじゃないかと。もう少し、何か早めに第2波の襲来を察知するようなモニタリング指標をお出しになったほうがいいかなと思います」

小池都知事は26日、新たなガイドラインを公表した。

ライブハウス、ナイトクラブ、そして接待行為をともなうキャバレーやスナックなどの飲食店に対する感染予防のためのガイドライン。

ほとんど、これまで業界団体自らが作ってきたガイドラインと内容は対して変わりはない。

例えば、来店者に対してもマスクを着用するよう周知徹底とある。

飲んだり、食べたりするとき以外は、お客さんは店内でずっとマスクを着けているというのが、これからの店内での過ごし方ということになる。

そして、特にキャバレー、スナックなど接待行為をともなう店舗ではカラオケがある。

カラオケのときは、マスクを着けたまま歌う。

そして、お店では定期的にマイクの消毒を実施。

来店者同士でお酌をするのは避け、グラスやおちょこの回し飲みも避けるよう注意喚起というところまで細かく書いている。

(株)イー・ウーマン社長・佐々木かをりさん「店舗の経営の方とお客さん、両方が意識を高めて防衛するしかないのかなと思うんですけど、50人ぐらいである程度安定していると見るのか、これをどう見るかだと思いますが、二木先生のお話を伺っても、人数だけでなくて医療体制がどうなっているかの発表も毎日していただけると、様子がわかるのかなと思いました」

加藤綾子キャスター「人数が上がるというのは、経済活動が再開して人の動きが回るようになると、それとともにウイルスもっていうことなんですよね」

二木芳人客員教授「そのとおりだと思います。学校も普通に始まっていますし、どこで感染するかわからない。特に若い人の場合は、相手も症状がないでしょうし、こちらも仮にいただいても症状が出ないということなので、非常にわかりにくいですね」

加藤綾子キャスター「風間さん、小池都知事の対応っていうのはどうご覧になりますか?」

フジテレビ・風間晋解説委員「きのうもきょうも会見で、3月下旬とは状況が違うと言っていますよね。感染者の数が多めなのは、検査数が多いからという理由があるし、それから、医療体制にも余裕があると。アンダーコントロールだと言いたいんだと思うんです。それは、都知事のこれまでの対策が効果を上げていますというアピールでもあるわけです」

加藤綾子キャスター「そこを見てほしいということなんですね。ところで、東京の感染者の中で新たに注目されているのが、家庭内での感染、いわゆる家庭内クラスターの増加なんです。わたしたちはどう防げばいいのでしょうか」

25日、東京は48人の感染を確認したが、そのうち13人が家庭内での感染だった。

その内訳だが、5つの家族の13人の感染がわかったという。

まず、それぞれ濃厚接触者とされている家族の1人から感染したというケースが2つあった。

そして、家族の誰から感染したのかわかっていないが、お母さんと小さな子ども2人の感染がわかったケース。

そして、60代女性、40代女性、さらに10代の男性が同居している3人が感染したというケースも発覚している。

全部で何人で暮らしていたかというのははっきりしていないが、いずれも同じ屋根の下に暮らしている6人。
最初に感染した家族1人から感染して、そのうち3人が10歳未満のお子さんだったという。

加藤綾子キャスター「順々に感染していってということなんですかね? 佐々木さんどうご覧になりますか?」

佐々木かをりさん「家の中って相手の人を信頼しきってるじゃないですか。なので、普通、外で会う人と違って警戒心が弱まると思うんですが、わたし自宅でも1人でいるときも含めて1時間に1回手を洗うとか。とにかく触ったところはまめに拭くとか、それしかないかなと。ただ、お子さんが小さいと2メートル離れてというわけにいかないので、あと子ども同士も遊んじゃうと思うので、大人としては拭くしかないですかね」

二木芳人客員教授「私は、基本的には家庭内感染というのは避けられないと。ですから、誰か1人が感染で家庭の中に持ち込まれると、それをいろいろ、厚生労働省で疑われる人がいたら、とりあえずああしなさいという項目がありましたよね。でも、あれは仮に症状のある方ならばそういう対応もとれるんですが、今回、感染経路がはっきりしていないですけど、もし無症状の人が持ち込んだとすれば、知らない間に多くの人にうつしてしまっているという、そういう実態が」

加藤綾子キャスター「きょうの感染者数の内訳はまだ確認中ですが、感染経路不明の人も多いし、若い方がなっているとなると、無症状でわからずに家に持ち込んでということですね。二木先生、小池都知事のきょうの会見で家庭内感染を広げないために、入院・療養施設を活用することによって、家族にうつさないように協力をお願いしたいとしているんですけれども、この対策っていうのはどうご覧になりますか?」

二木芳人客員教授「これは私、以前から自宅療養とかそういうのがありましたよね。患者さんがいっぱい増えたときは仕方ないので、おうちで待ってもらうという人も若干いたんですけど、それは絶対だめだと。このように家庭内感染を起こしますし、それからもう1つは、ご自身の急変したときの対応がまずいので、自宅療養はやめてくださいと言っていたんですが、まだいまだに調べてみると、数十人は自宅療養しておられますよね。ですからおそらくそういうところで、どうしても入院とか療養施設に入ってくださらない方の家でこういうことが起こっている可能性がありますので、もう一度そこは大急ぎでできるかぎり、こういうふうにしたほうがいいですね」

佐々木かをりさん「自主的に行く場合と、陽性ですと言われた人とでまた対応が違いますよね」

二木芳人客員教授「基本的に陽性になった人は全部隔離というか、言葉は悪いですが入院・加療にしていただくと。今は強制力がないんですよね。お選びになられる。そうするとどうしても家という人がいるんですよね」

加藤綾子キャスター「そこを徹底的にしていかないと防げないということですね」

二木芳人客員教授「ルールを変えてもそうするべきだと思います」

加藤綾子キャスター「風間さん、東京は夜の街クラスターに声出しクラスター、今度は家庭内クラスターということで、次々にクラスターが発生してるんですよね。これはどういうことなんですか?」

フジテレビ・風間晋解説委員「小池都知事自体が職場クラスターとか言い出したりとか、実はクラスターに目を向けさせようとしているのかなと思うんですよ。さまざまクラスターが把握できているということは、それは心配ない、アンダーコントロールだというアピールでもあるわけじゃないですか。ただ、僕みたいな人は、右向け右と言われると、実は左側に見られたくないものがあるんじゃないのかなとかって疑ってしまうので、クラスター以外にも注意する必要があるんじゃないかと思いますけど」

加藤綾子キャスター「家の中でも感染が広がるとなると、どこで気を休めていいのかという気もしますよね」

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"まだです" - Google ニュース
June 26, 2020 at 04:22PM
https://www.fnn.jp/articles/-/56682

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