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ジュエリーブランド、JASON OF BEVERLY HILLS──ともかくはじめてみようと彼らは言う「インディーズ群像」 - GQ JAPAN

ジュエリーをチェックするアラシェベン。

© Maggie Shannon

セレブ御用達のジュエラー、 「JASON OF BEVERLY HILLS」

いま、アメリカでもっとも旬なジュエラーといわれるのが、ジェイソン・アラシェベンだ。ロサンゼルス、ラスベガス、マイアミ、東京に店舗を構えるほか、リッチなクライアントにカスタムメイドのアクセサリーを作る。故人のマイケル・ジャクソンをはじめ、リル・ジョン、リアーナ、ジャスティン・ビーバー、キム・カーダシアンなどトップクラスのセレブが顧客リストに名を連ねてきた。

アラシェベンが手がけたジュエリーを着用するリル・ジョン。

「いまの仕事はすごく好きですね。ものを作ることと、人と話すことという、2つの大好きなことが同時にできるのですから」

アラシェベンはイラン人の父とノルウェー人の母のあいだに生まれ、弁護士になれといわれて育った。しかし、ロサンゼルスの名門、カリフォルニア大学ロサンゼルス校に進学後、転機が訪れる。

アラシェベンが手がけたジュエリーを着用するドレイク。

© Gabe Ginsberg

「もっとクリエイティブで、色々な人と関わる仕事がしたいと思ったんです。それで、大学4年生の時に小さなビジネスをおこしました」

自ら仕入れたアクセサリーをキャンパス内で売ることから始め、そのうち自分でデザインして中国の工場に制作を外注するようになった。ロースクールには行かないと話すと父は激怒、息子を家から追い出した。

2009年、NBAロサンゼルス・レイカーズが優勝した際に、記念リングを制作した。

「それからはありとあらゆるパーティーに顔を出して、人に顔を覚えてもらう努力をしました。知り合う人々にデザイン画を見せて『これ、あのセレブに似合うと思うんだけど、どうだろう』という相談をして、使える人脈は何でも使いました。そのうち、バスケットボール選手やヨーロッパのサッカー選手などから声がかかるようになりました」

アニメデザインのアクセサリーやスマホケースのデザインも行う。

2002年、アラシェベンはブランド「ジェイソン・オブ・ビバリーヒルズ」を立ち上げた。セックスやドラッグなどをテーマにした挑発的なデザインが多いが、その根本にあるのは「母親が気に入るようなデザインなら、それは失敗作」というモットーだ。

「デザインをしているときにフィードバックをくれるクライアント、僕を上回る発想を提案するクライアントが好きですね」と語るアラシェベンのお気に入りのクライアントはカナダ出身の人気ラッパー、ドレイクだ。彼のために100カラットのダイヤモンドと1キログラム以上のホワイトゴールドでフクロウのネックレスを作り、金の鳥かごに入れて納品したという。

「ありとあらゆるものを作りましたが、本物の王族のための冠だけはまだですね。まあ、ゆっくりやりますよ」

アニメデザインのアクセサリーやスマホケースのデザインも行う。

ジェイソン・アラシェベン
1976年、イラン生まれ、アメリカ出身のジュエリーデザイナー。2002年、ロサンゼルスにてジュエリーブランド「ジェイソン・オブ・ビバリーヒルズ」を創業する。世界のセレブリティのカスタムジュエリーを手掛ける。

Photos マギー・シャノン Maggie Shannon 
Words 河野陽子 Yoko Kono

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July 05, 2020 at 07:09AM
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