アメリカでは黒人男性が警察官に背後から銃撃されたことへの抗議活動が各地で続いていて、首都ワシントンではトランプ大統領の指名受諾演説が行われたホワイトハウスの近くにおよそ1000人が集まり、抗議の声をあげました。
アメリカでは中西部ウィスコンシン州で23日に黒人男性のジェイコブ・ブレークさんが警察官に背後から至近距離で銃で7発撃たれたことを受けて、27日もブレークさんの地元のほか、ニューヨークや西部オレゴン州のポートランドなどで抗議活動が続きました。
このうち、首都ワシントンではトランプ大統領の指名受諾演説に合わせて、演説会場のホワイトハウス近くのとおりにおよそ1000人が集まりました。
そして「黒人の命も大切だ」と書かれたプラカードを掲げ、「正義がなければ平和はない」などと抗議の声をあげました。
中西部イリノイ州のシカゴから参加したという32歳の男性は「非常に悲しいことです。まだアメリカ社会が何も変わっていないことを示しています。トランプ大統領は何もできないことが何度も証明されました。彼は政権から去る時です」と話していました。
28日には首都ワシントンで人種差別の撤廃を訴える大規模な集会が予定され、ブレークさんの家族やことし5月に白人の警察官に首を押さえつけられて死亡したフロイドさんの遺族も参加する見通しで、人種差別問題への関心が改めて高まっています。
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August 28, 2020 at 03:37PM
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米 黒人男性銃撃で約1000人が抗議活動 大統領の演説会場近くで - NHK NEWS WEB
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