「シンクロ」⇒「アーティスティックスイミング」名称変更から2年…元日本代表・青木愛「全然浸透していなくて…」（TOKYO FM＋） - Yahoo!ニュース

本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。7月22日（水）からスタートした新コーナー「JOGLIS×スカロケ アスリート・レッスンsupported by リポビタンJELLY」（毎月第4水曜放送）のゲストは、元アーティスティックスイミング（旧・シンクロナイズドスイミング）日本代表・青木愛さん。アーティスティックスイミングや現役引退後の活動、東京オリンピック2020、ウィズコロナ時代のスポーツなどについて伺いました。

1985年京都府生まれの青木さん。生後 10ヵ月から水泳をはじめ、8歳から本格的にアーティスティックスイミングへ転向。2008 年北京オリンピックでは日本代表に選ばれ、チーム最年少ながら、欧米選手に見劣りしない173cmの長身でチーム演技の核となり、チーム種目で 5 位に入賞。北京五輪を最後に現役引退し、現在はメディア出演を通じて幅広いスポーツに携わっています。

◆シンクロの新名称を「知らない人、めちゃめちゃ多い」

やしろ：「アーティスティックスイミング」って何ですか？ 青木：2018年4月から「シンクロナイズドスイミング」⇒「アーティスティックスイミング」に名称変更になったんです。でも、全然浸透していなくて。 やしろ：知りませんでした……！ 青木：知らない人、めちゃめちゃ多いです。私たちも、まだ全然「シンクロ」と言ってしまうんですよね。本当はよくないんですけど。 やしろ：何か問題があって変わったんですか？ 青木：世界的に変わりました。“シンクロ=同調”という意味で、同調することはもちろんそのままです。最近は、バーンと上に高く飛ばす“リフト”と呼ばれる技など、芸術性がどんどん高くなってきていることもあり、名称がアーティスティックスイミングに変更になったようです。 やしろ：なるほど。技をシンクロさせるだけでなく、アート性を競う次の段階にいっているんですね。 青木：“シンクロ”は略しやすかったのですが、アーティスティックスイミング（Artistic Swimming）=「AS」という略称で呼ばれているのですが、まだ全然浸透していませんね。 やしろ：あれ……？ 青木さんは、2008年北京オリンピックのシンクロ日本代表で出ていますよね？ 2008年のときは、まだシンクロでしたよね？ 青木：そうです。だから私の場合は「元シンクロナイズドスイミング日本代表」が正しいのですが、名称変更後のアーティスティックスイミングを広めるために「元アーティスティックスイミング日本代表」の肩書きで出ていますが、種目内容に変わりはありません。 やしろ：なるほど。でも大丈夫ですか？ 協会に対して少し強めの発言になっていないですか……？ 青木：大丈夫ですよ。現役選手も引退した選手も「やっぱり言いにくいよね（笑）」とか言っていますので。 やしろ：わかりづらいけど、それでも広めなきゃいけないところもありますしね。これはもう、急いで広めましょう！

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