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琴奨菊が引退会見 晴れやかな表情とともに涙も 「まだできるなら、相撲を取りたいというのが本音」 - スポーツ報知

◆大相撲11月場所8日目(15日、東京・両国国技館)

 大相撲の元大関・琴奨菊(36)=佐渡ケ嶽=が15日、東京・両国国技館で会見を行い、現役引退と年寄「秀ノ山」の襲名を発表した。2002年初場所の初土俵から、19年に渡った現役生活。「できることは全て、土俵においてきたつもりです」と、すがすがしい表情で語った。

 今場所は、秋場所で左ふくらはぎを負傷した影響もあり、15年以上守ってきた幕内から降下していた。6日目(13日)まで1勝5敗で、7日目(14日)から休場。6日目の取組がが現役最後の一番となったが「実は前日に、師匠に引退のことを考えていると伝えた。師匠からはまだできるんじゃないかということだったので頑張ってみたんですけど、(6日目の)朝起きてみたらやはり体が言うことをきかなかった。両国国技館に行く車の中で、勝っても負けても最後にしますという言葉を師匠に伝えました」と明かした。

 現役時代は、力強いがぶり寄りを武器に大関在位は32場所。2016年の初優勝は、日本出身力士としては10年ぶりの快挙だった。思い出の一番を問われると、目に涙を浮かべながら「自分が思い出すのは、幕下の時とか小さい時に、厳しく胸を出してくれた兄弟子とか…。やっぱり師匠の思いとか、ライバルの存在が一番なので、どの対戦もどれがと言われたら…。土俵で白星挙げた時にはみんながよろこんでくれて、それがうれしかった。思い出の一番は全てです」と語った。

 引退した現在の気持ちについては「まだ慣れてなくて、朝稽古場に行くとみんなが普段通りにしていることが、うらやましいです」。6日目の取組前には、約3年間封印していた代名詞「琴バウアー」を解禁していた。現役最後の一番を振り返り「何とも言えないんですけど。まだ、できるならば、相撲が取りたいっていうのが本音です」と率直な思いを明かした。

 今後は佐渡ケ嶽部屋付きの親方として、後進の指導にあたる。琴奨菊は「力士は番付社会ですけど、どんな時も壁にぶつかり、その壁の先を知らずに苦しむ子がいると思うんですけど。自分が経験した中で勇気をあげて、先の光景を見せられるような指導をしていきたいと思います」と、晴れやかな表情で話した。

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November 15, 2020 at 12:52PM
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