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日本株7日続伸、コロナワクチンで景気回復期待-景気敏感や金融買い - ブルームバーグ

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11日の東京株式相場は1年超ぶりの7日続伸。新型コロナウイルスのワクチンによる景気や企業業績の回復期待が継続した。自動車など輸出や素材、市況関連といった景気敏感業種のほか金融や不動産など内需関連も高く、幅広く買われた。

  • TOPIXの終値は前日比28.27ポイント(1.7%)高の1729.07
  • 日経平均株価は444円01銭(1.8%)高の2万5349円60銭
    • 1991年6月4日以来となる29年ぶり高値

〈きょうのポイント〉

  • 米ファイザーのコロナワクチン、11月下旬 配布開始も-米厚生長官
    • ファウチ氏:ワクチン、1週間程で緊急使用許可得る 公算
  • 米イーライリリーのコロナ抗体薬、米FDAが 緊急使用許可
  • 10日の米10年債利回りは0.96%へ 上昇、米国株は高安まちまち

  岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジストは「海外勢はコロナ感染拡大による景気の落ち込みを先読みして日本株の売りポジションを積み上げてきた」と前置きしながら「7-9月期の企業業績は4-6月より回復し、最も重荷だったコロナにもワクチンが現実化してきた」と指摘。先物中心とした「ロスカットの買い戻しが予想外に株価を押し上げている」と述べた。

  この日も景気敏感株を中心に買いが先行し、TOPIXは昨年9月、日経平均は同10月以来の連続上昇記録。TOPIXは終値で昨年末終値1721.36を上回った。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は「市場はこんなに早い段階で本格的なワクチンが登場するとは考えていなかった」とし、バリュー(割安)株人気も含めて株価へのインパクトは短期では終わらない可能性があると予想した。

歴史的な割安株シフトの記事はこちらをご覧ください

  もっとも、日経平均はわずか4日で2万4000円台から2万5000円台に乗せるなど、上昇ピッチが早く高値警戒感も意識されやすい。13日の日経平均オプション11月限の特別清算値(SQ)の接近で売り方は足元で買い戻しを急がされたとの声もあり、「反落リスクも留意すべき」と岡三オンラインの伊藤氏は懸念していた。

  • 東証33業種では不動産、鉱業、保険、海運、銀行、ガラス・土石、輸送用機器などが上位
  • その他製品、空運、情報・通信は下落
終値で昨年末を上回る

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