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炎天下「鍵閉じ込み」注意 車内に子ども残して離れないで 温度急上昇、熱中症や命の危険も - 佐賀新聞

 車内に鍵を残したまま外に出て誤ってドアがロックされる「キー閉じ込み」により、炎天下で車内に子どもやペットが閉じ込められる事案が相次いでいるとして、日本自動車連盟(JAF)が注意を呼びかけている。各地では連日、厳しい残暑が続いており、担当者は「車内温度は急上昇し熱中症の危険性が高まる。短時間でも絶対に子どもやペットを置いて離れないで」と話す。

 車内の熱中症を巡っては、神奈川県厚木市の駐車場で7月、車内に残された幼児2人がいずれも死亡。福岡県中間市でも昨年7月、保育園の送迎バス内に置き去りにされた男児が亡くなるなど痛ましい事案が後を絶たない。
 JAFによると、昨年8月1~31日の間、閉じ込みで出動したうち、車内に子どもが取り残されていたケースは全国で63件、ペットは36件に上った。中には「車内の子どもがリモコンキーのロックボタンを押してしまった」「ペットの犬が前足でドアのロックボタンを踏んでしまった」といった内容もあった。
 JAFの過去の実験では、気温35度の炎天下で窓を閉めエンジンを切った車内で、気温、湿度などから算出する熱中症指数の推移を見ると、15分で人体にとって危険なレベルに達し、30分後の車内温度は45度に迫った。乳幼児は特に体温調節機能が未熟で、少しの間でも車を離れると命に関わることがあるという。
 熱中症の影響はペットも同様だ。環境省では昨年から飼い主にチラシなどで注意喚起しており、同省動物愛護管理室の担当者は「犬や猫などは密な毛に覆われ、体温調節が苦手だ」と指摘する。
 JAFの担当者は「『寝ているから』『短い時間だから』との油断は禁物。エアコンを適切に使うなど対策を徹底してほしい」と語った。(共同)

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