ホテル大浴場から客室の鍵持ち出し窃盗疑い被告を逮捕・起訴｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

兵庫県内のホテルで、大浴場のロッカーをこじあけて宿泊客の鍵を持ち出し、部屋から現金を盗んだとして５３歳の被告が逮捕・起訴されました。
関西を中心に１１の府県で２０件余りの盗みを繰り返した疑いがあるということです。

警察によりますと、大阪・東住吉区のリフォーム業、小谷進一被告（５３）は、ことし３月、兵庫県姫路市のビジネスホテルで、大浴場にある脱衣所のロッカーから宿泊客の鍵を持ち出し、部屋に忍び込んで現金を盗んだとして、逮捕・起訴されました。
その後の捜査で、ことし６月までの半年間に、兵庫をはじめ、京都や広島など１１の府県のビジネスホテルなどに侵入して大浴場のロッカーをこじあけ、鍵を持ち出して盗みを繰り返した疑いがあることがわかったということです。
被害は２０件余り、およそ１５０万円にのぼるとみられ、警察は、１２日までにすべての書類を検察に送りました。
被告は、大浴場の湯船に入って目だけを出して物色し、体を洗い始めた人をねらって盗みを繰り返していたとみられ、捜査員の間では「ワニ男」と呼ばれていたということです。
警察の調べに対し、被告は、「コロナの影響で収入が減った。金が簡単に手に入る快感を忘れられなかった」などと供述し、認めているということです。

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