自転車の盗難被害相次ぐ小学生らが鍵かけを呼びかけ葛飾区｜NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp

自転車の盗難被害が相次いでいる東京・葛飾区の駅前で、地元の小学生たちが被害を防ぐため自転車に鍵をかけるよう呼びかけました。

警視庁によりますと、東京・葛飾区のＪＲ新小岩駅の駅前など葛飾警察署が管轄する地域では、ことしは先月末までに自転車の盗難が４５３件発生し、去年の同じ時期の２倍近くに急増しているということです。
１８日は、地元の小学生など８人と地元の玩具メーカーのキャラクターで国内外で人気が高い「モンチッチ」が街頭に出て、自転車の盗難防止を呼びかけました。
葛飾区では５年前に自転車に鍵をかけることを義務づける区の条例が施行されていて、子どもたちは、青色の回転灯がついた車に乗って、「少しの間でも自転車に鍵をかけて」などと呼びかけながら駐輪場などを中心に防犯パトロールを行いました。
パトロールに参加した小学３年生の男子児童は「たまに鍵をかけ忘れることもあったので、次からは絶対にかけるようにしたいです」と話していました。
葛飾警察署の戸田孝生活安全課長は「被害にあった自転車のおよそ６割が無施錠でした。ワイヤーをつけるなど２重に鍵をかけて被害を防いでほしいです」と話していました。

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