[18日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は18日、政策担当者はインフレ率が目標に戻る軌道に乗っているとの確信を強めているとしながらも、利下げについて語るのは尚早との考えを示した。
カジミール総裁はスロバキア中央銀行のウェブサイトに掲載された意見書で「経済の軟着陸(ソフトランディング)のシナリオの中で2025年にインフレ目標を達成できると、われわれは確信を深めている」と述べた。
同時に、こうした過程には「リスクが伴う」と指摘。「早すぎる金融緩和という政策の誤りは、緩和的な政策を長すぎる期間にわたり維持することのリスクよりも重大だ」とし、「慎重さが鍵になる」と述べた。
その上で、政策担当者はインフレ率が向こう数カ月はやや上昇し、その後徐々に低下すると予想していると言及。ECBは経済指標を注視し、性急に行動しないと述べた。
ECBは14日に開いた理事会で政策金利の据え置きを決定。インフレ期待の低下にもかかわらず金利は高水準にとどまると改めて確認し、利下げ観測を押し戻した。 もっと見る
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