滋賀で拡大する維新議員、躍進の鍵は統一地方選で１０人に：中日新聞Web - 中日新聞

県議選の応援で県内入りした日本維新の会の馬場代表（左）＝4月8日、草津市内で

　滋賀県内の地方政界でも新勢力の躍進が感じられた1年だった。4月の統一地方選挙。立憲民主党と旧民主系無所属の現職が議席を落とした前半の県議選で、大阪を中心に関西各地に勢力を伸ばす日本維新の会が3議席を獲得した。勢いは止まらず2週間後の市議選でも、大津市で3人、近江八幡、栗東の両市で1人ずつを擁立し、5人全員が当選。その後も9月の草津市議選で2人、10月の守山市議選でも1人の議員が誕生した。県内の維新議員は統一選前の1人から10人（近江八幡市議は9月に辞職）へと増え、県南部を中心に力を伸ばした。

　「日本維新の会です」。県議選の期間中、維新の候補者は党名を前面に押し出して、街を駆けた。個人名は二の次の選挙手法。関係者は「（共同代表の）吉村さんの露出が多く、『維新』の名前が強い。そこから関心を持ってくれたらいい」と狙いを語った。...

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