大阪市北区に戦後初めて落語の定席としてオープンした「天満天神繁昌亭」は1日、新型コロナウイルスの感性拡大防止のため、上方落語協会が主催する朝席、昼席などを3日から中止すると発表した。

昼席は現状では3日から15日まで、3日と10日の「火曜の朝席」や、金曜夜の「乙夜寄席(13日)」などを取りやめた。

同劇場では、昼席以外にも、貸館公演として朝席、夜席を上演していることも多く「(貸館の)朝席、夜席につきましては、主催者と協議の上、随時判断していきます」とした。

これまでに中止を決めている夜席もある。

同劇場ではイベントの自粛、公演中止や延期などが広がった2月27日に、手指の消毒や、扉持ち手などの消毒と、感性防止対策に努め、昼席などは平常興行を行っていた。