米大統領選「スーパー・チューズデー」、トランプ氏を倒せる候補は？ - TBS News

4日

17時27分

2分26秒

米大統領選「スーパー・チューズデー」、トランプ氏を倒せる候補は？

　アメリカ大統領選挙にむけた候補者選びは、１４の州などで一斉に予備選挙が行われる「スーパー・チューズデー」の開票が進んでいます。トランプ氏を倒せる候補は誰なのか、軍配が上がったのは？

　「サンダース氏の登場で、支持者を集めた集会は最高潮に達しています。この大きなうねりは、全米まで広がるのでしょうか」（記者）

　これまでトップを走ってきた左派のサンダース氏。

　「勝つのは私たちだ。我々ならトランプ氏を打ち負かすことができると皆が信じているからだ！」（サンダース上院議員）

　一部メディアは、最大の票田・カリフォルニア州での勝利を伝えていますが、勝利が確実なのは地元・バーモント州など３つの州のみです。

　この一方で、脅威的な巻き返しを見せたのが、中道派・バイデン氏です。

　「今夜は良い夜だ。これからもっと良くなりそうだ。“スーパー”チューズデーと言われるだけはあるね。」（バイデン前副大統領）

　復活のカギは、直前にブティジェッジ氏など支持を集めてきた複数の中道派候補が、撤退とバイデン氏支持をこぞって打ち出したこと。

　「バイデン氏、演説を終えたところなのですが、多くの支持者に囲まれ、写真をとったり会話を交わしたりと、支持者との時間を割いています」（記者）

　“サンダース包囲網”が功を奏したかたちで、バイデン氏は大票田・テキサス州、南部・バージニア州など９州での勝利が伝えられ復活を遂げました。

　一方、今回からの参戦で逆転を狙ったのが、中道派の大富豪マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長です。

　「民主党が前回敗北したフロリダのような接戦州で、トランプ氏を倒すための実績と資源が、私たちにはあります！」（ブルームバーグ 前ニューヨーク市長）

　その“資源”でこんな奇策も・・・。

　「皆さんビュッフェ形式で食事を楽しんでいらっしゃいますが、実は、これ全て、ブルームバーグ氏のポケットマネーから出ているのです」（記者）

　しかし、金満姿勢への批判も強く支持は限定的です。最終的な集計はまだですが、民主党の候補選びは首位に躍り出たバイデン氏と着実に代議員を積み重ねたサンダース氏の一騎打ちの様相を呈しています。

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March 04, 2020 at 06:10PM
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