露地栽培で4月~6月の旬に採れたグリーンアスパラガスは、やわらかく自然な甘みがあります。他の野菜では摂りにくい栄養素が含まれているのも魅力です。しかし購入してそのまま冷蔵庫に入れておくと、あっという間にしなびてしまうので保存には注意が必要です。
今回は『栄養を捨てない まるごと野菜レシピ 春』(レタスクラブMOOK)から、グリーンアスパラガスの選び方や保存方法についてご紹介します。
通常、私たちが食べているのは葉や枝が出る前の若茎です。「はかま」と呼んでいる部分が葉にあたります。一度植えた株を10年以上にわたり管理しながら、次々と芽吹く若い芽を収穫しているのです。このことから、「たくさん分かれる」「激しく裂ける」という意味のギリシャ語「アスパラゴス」を語源としています。生命力溢れる野菜で鮮度が落ちるのが非常に早いので、早めに使いきりましょう。
【鮮度がいい食材の選び方ポイント】
緑が濃く、ハリがあるものがベスト。穂先が花のつぼみのように堅く締まっているものがよいでしょう。穂先がささくれて乾燥しているような状態の場合はアスパラガスの水分が抜けやすく、鮮度が落ちやすいです。茎の切り口が乾燥しているものは避けましょう。
【保存方法】
ペーパータオルを水で濡らして、アスパラガスの下半分を包み、ビニール袋に入れて密封します。野菜室に立てて入れましょう。
■ 注目の栄養はこれ!
アスパラギン酸やルチンなど他の野菜では摂りにくい栄養が摂れます。免疫力向上や疲労回復に一役買う野菜です。
■ 【茎】
アスパラギン酸、ルチン、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、葉酸が豊富
アミノ酸の一種であるアスパラギン酸は疲労回復を助ける働きがあります。ルチンは穂先に含まれ、血管を丈夫にします。葉酸は赤血球の生成を助けるビタミン。その他、ビタミンC、E は一緒に摂ることで相乗効果でシミやシワの予防に。カリウムにはむくみをとる作用も。
■ 【皮】
皮は硬いが栄養素は茎と同じ
穂先にしか含まれないルチン以外の栄養素、アスパラギン酸、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、葉酸は茎の部分に含まれるものと同じ。繊維質で硬いけれど調理法によってはおいしく食べられます。
■ もっと知りたい! アスパラガスのあれこれ
■ アスパラガスにはオスとメスがあるって本当!?
メスは花が咲いた後、直径7~8mm の丸い実がつきます。オスの方が勢いが強く収穫量も多いため、私たちが食べているアスパラガスのほとんどがオスです。
■ アスパラガスは1日で10cmも伸びる!?
アスパラガスの茎の下には大量の根が張っており、その根から養分を一気に吸い上げているので成長がとても早い。暑い日だと1日で10cm 伸びることもあるほど。
■ アスパラガスってまだ赤ちゃんなの!?
私たちが食べているアスパラガスは葉や枝が出る前の若茎です。茎についている三角の形をしたものが葉です。まだ若いうちに収穫して食べているのでやわらかくておいしいのです。
■ グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスって品種が違うの!?
グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスは品種は同じですが、育て方が違います。日光に当てて成長させたのがグリーンアスパラガスで、日光に当てずに成長させたのがホワイトアスパラガス。
栄養監修=北嶋佳奈
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April 30, 2020 at 02:30PM
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