冬の大三角の一つのオリオン座の1等星「ベテルギウス」が、2019年12月から20年初めにかけて急激に暗くなり、過去50年で最も暗くなった。その謎に東京大の大学院生3人の研究チームが迫った。使ったのは、気象衛星「ひまわり8号」がとらえた画像。地球を観測する気象衛星を使った天体観測の成果は珍しいという。
ベテルギウスはもともと太陽の6倍ほどの大きさだったが、ふくらんで500~1千倍になったとされる「赤色超巨星」。19~20年に暗くなった際は、2等星になったとの報告も出た。
研究チームの博士課程3年の谷口大輔さん(恒星天文学)らは、ひまわり8号が撮影した地球の画像に月が写り込んでいるのをSNSで見つけ、「ベテルギウスも同じように写り込むのでは」と考えた。気象庁が公開している17年から4年半にわたる画像データを解析。10分ごとに撮影された20万枚以上の画像のうち、約1千枚にベテルギウスが写っていたという。
ひまわり8号は、地上からの…
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