ソフトバンク藤本監督が語る「無双」ヤクルト村上ストップの鍵とは - 西日本新聞

　◆ソフトバンク－ヤクルト（12日、ペイペイドーム）

　ソフトバンクの藤本監督がヤクルト村上への警戒を最大限に高めた。10日の初戦は決勝ソロ、11日の2戦目は逆転のグランドスラムを含む2発を浴びた。

　12日の試合前、藤本監督は「村上君が無双の状態やからね。一番警戒と言ってるけど、ホームランを3本打たれている。2試合ともあいつの決勝弾。そこはちょっとバッテリーで考えてもらわないと。攻めたフォアボールでいい。注意じゃない、警戒だから。ヤクルトのバランスがいいのは走者をためて村上に回そうとしている」と話した。

　鍵を握るのはインコース攻めだと力説。「相手（先発）の高橋君も先日の西武戦で山川に対してインコースの厳しい所にどんどん投げている。そういう攻め方を村上にできたら最高じゃないか」と説明した。

　ソフトバンクは交流戦でここまで9勝8敗。最終戦で勝ち越しを決めるためには村上封じが絶対条件だ。「今は無双やから攻め方は難しい。ほんと、ヤクルトはバランスのいい打線。ピッチャーもそうだし、強いよ。今日は交流戦最後だから何とか一矢報いて、明日からの休みに入りましょう」と必勝を誓った。

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