ことし6月、東京 新宿区のマンションの部屋から現金やブランド品など、およそ7000万円分を盗んだとして、30代の容疑者が警視庁に逮捕されました。容疑者は、業者に自分の部屋だと偽って玄関の鍵を開けさせていたということで、警視庁がいきさつを調べています。調べに対し、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、東京 渋谷区の不動産賃貸業、岸田照子容疑者(35)です。
警視庁によりますと、ことし6月、東京 新宿区の40代の飲食店経営者の男性の部屋に忍び込み、部屋にあった現金およそ6600万円や、およそ200万円相当のブランドバッグなどを盗んだ疑いが持たれています。
容疑者は、業者に自分の部屋だと偽って玄関の鍵を開けさせていたということで、警視庁は、その際に提示した本人のパスポートの情報や部屋に残された指紋などをもとに捜査していました。
容疑者は、男性が経営する飲食店の客とみられるということで、調べに対し、「男性の家に行ったことはあるが、何かをとりに行ったことはない」と供述し、容疑を否認しているということです。
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