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サッカーW杯カタール大会 23日ドイツ戦 鍵はコンパクトな守備|あなたの静岡新聞 - あなたの静岡新聞

  サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に出場する日本代表は23日午後4時(日本時間同10時)から、ドーハのハリファ国際競技場で行われる1次リーグE組初戦でドイツと対戦する。21日は拠点を置くドーハの施設で調整した。第2日の同日は、1次リーグB組で、前回4位で欧州選手権準優勝のイングランドが初戦で3大会連続出場のイランと対戦し、6-2と大勝した。サカが2得点を奪った。

ドイツ戦に向けて準備する伊藤(右から2人目)ら=20日、ドーハ(本社特派員・市川淳一朗)
ドイツ戦に向けて準備する伊藤(右から2人目)ら=20日、ドーハ(本社特派員・市川淳一朗)


 【ドーハ=本社特派員・市川淳一朗】ドイツ封じの鍵はコンパクトな守備にあり-。サッカー日本代表は21日、練習の大半を非公開にして23日のドイツとの初戦に向けた準備に費やした。タレントぞろいの強敵に主導権を握られることが予想される中、全体の距離感を保ちながらしぶとく耐えられるかが勝負を左右しそうだ。
 ドイツは欧州予選10試合で36得点と攻撃に破壊力がある。相手にボールを保持された時の守り方をチームとして重視し、対策を進めている。自陣を固めるだけでなく、機を見て相手陣地に近い場所でボールを奪うことも試合の中では必要。DF伊藤(磐田ユース出)は「全体として(守備に)出るところ、出ないところはより共有してやっていきたい」と話す。
 サイドにはドイツ1部リーグで名をはせる突破力や得点力のある選手がそろう。DF酒井は「チームとして相手選手の長所を消し、仕事をさせないことにフォーカスしたい」と戦いを見据える。

第3日 見どころ
 ■C組 アルゼンチン-サウジアラビア
 エースのメッシを擁するアルゼンチンの優位は揺るがない。難敵のメキシコ、ポーランド戦に弾みをつけるためにも、大事な初戦で格下に快勝して勢いに乗りたい。
  南米予選でも得点源だった大黒柱と連係し、チーム全体で厚みのある攻めを仕掛けられるかどうかが鍵。ディマリアや新鋭のLa・マルティネスら攻撃陣には迫力があり、早い時間に先制点を奪えれば盤石だろう。
  サウジアラビアは全員が国内組で構成される組織力で対抗する。経験のあるファラジやS・ドサリらを中心に堅守速攻で勝機を見いだしたい。

  ■D組 デンマーク-チュニジア
 躍進が期待されるデンマークは昨夏の欧州選手権での一時心停止から復活したエリクセンに視線が集まる。大黒柱が初戦で活躍すれば一気に勢いづくだろう。
  布陣を柔軟に使い分けるなど組織力が高く、サイドのメーレ、R・クリステンセンから厚みのある攻撃を仕掛けられるのも強み。順当にいけば、主導権を握れるはずだ。
  格下のチュニジアはアフリカ予選で発揮した堅守で耐えられるか。守備的MFのスヒリが攻撃の芽を摘み、素早い攻めでゴールに迫れるか。エース格、ハズリの個人技が頼りだ。

  ■C組 メキシコ-ポーランド
 ともに優勝候補に挙げられるアルゼンチン戦を控えており、1次リーグ突破へ負けられない一戦。両国の実力は拮抗(きっこう)している。
  ポーランドは絶対的エース、レバンドフスキの出来が鍵を握る。決定力だけでなく、確実なポストプレーでも攻めの起点となる。相手マークが集中する中、周りが的確にサポートして負担を減らせるか。
  メキシコは過去7大会連続ベスト16と1次リーグでの戦いは安定している。体格では劣るが両サイドはスピードに優れ、パスワークには一日の長がある。地上戦で揺さぶり、主導権を握りたい。

  ■D組 フランス-オーストラリア
 2連覇を狙うフランスは代表発表前に離脱したポグバやカンテに続き、開幕直前にベンゼマも負傷で欠場が決まった。得点源として期待されたFWが急きょ抜けた穴を埋められるか。
  前回大会も初戦で顔を合わせ、グリーズマンのPKとオウンゴールで2-1と競り勝った。エースのエムバペがスピードを生かして守備網を突破できれば勝機が広がる。
  オーストラリアは攻撃の柱、フルスティッチが万全でなく先発を外れる見通し。押し込まれる展開が予想されるだけにGKライアンの出来が勝負を分けそうだ。

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