サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で4度目の16強入りを果たした日本代表の戦いぶりを象徴するデータがある。
W杯優勝経験国から歴史的な勝利を挙げた1次リーグ初戦、ドイツ戦のボール保持率は、ドイツ65%に対して日本24%。同じく逆転勝ちした第3戦のスペイン戦は、日本は74%だった相手の4分の1以下の17%にとどまった。相手にボールを持たれても慌てず守り、ボールを奪えば手数をかけずにゴールに迫る。徹底した「弱者の戦法」が奏功した。
7大会連続7度目のW杯出場となった今大会。日本代表の構成は初出場だった1998年フランス大会と比べて様変わりした。当時は22人全員が国内組だったが、今大会は26人中、過去最多の19人を海外組が占め、割合も約73%で過去最大となった。
日常的に海外勢と対戦する経験が代表にもたらした効果は計り知れない。遠藤航(シュツットガルト)が開幕前に「僕自身、ドイツ人と常に1対1をやってきた。みんな、そういう自信を持っている」と語ったように、強豪相手でもひるまなかった。所属クラブでの対戦経験などを選手同士で伝え合ったことも試合で生きた。森保一監督は「(相手を)見上げるだけでなく、…
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