上野監督「集団で戦う」ゴール前の精度が鍵ＦＣ岐阜、１日に ... - 岐阜新聞

琉球戦に向けて調整するＦＣ岐阜の村田（左）＝岐阜市内（ＦＣ岐阜提供）

　Ｊ３のＦＣ岐阜は第５節の４月１日午後３時から、長良川競技場で昨季Ｊ２の琉球と対戦する。前節に今季初黒星を喫した岐阜は、切り替えてホームで勝ち点３を狙う。ＦＷ村田は「攻撃の形はつくれている。（今週は）その後のクオリティーを求めて練習した」と充実感をにじませている。

　守備が堅い相手を攻略できずノーゴールに終わった前節だが、前半４５分には抜け出した窪田が相手ＧＫと１対１を迎えたり、後半３３分には田中が味方のシュートのコースを変えてゴールまで迫るなど、決定機は生み出した。上野監督は「点を取るためのバリエーションは出せた。最後の『ボールをゴールの枠に流し込む』作業が足りない」と語り、今週はシュートなど最終局面でのプレーを磨いた。

　次節の対戦相手の琉球は、開幕前に元日本代表ＦＷの金崎を獲得するなど充実した戦力を誇る。岐阜は最近強度が高くなっている守備と、磨きを入れた攻撃で良さを出せるかがポイントになりそうだ。

　琉球は昇格候補に名を連ねる強豪だが、上野監督は「個の力がある相手に対して、われわれは集団で戦っていく」と強調する。村田は「まずは１点決めたい。得点につながるプレーを出したい」と闘志を燃やした。

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