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池松壮亮が1人2役でジャズピアニスト演じる「白鍵と黒鍵の間に」10月公開(動画あり / コメントあり) - 映画ナタリー

池松壮亮が主演を務めた「白鍵と黒鍵の間に」が10月6日に公開される。

「白鍵と黒鍵の間に」ティザービジュアル

「白鍵と黒鍵の間に」ティザービジュアル

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ジャズミュージシャンで、エッセイストとしても活動する南博の回想録「白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編-」をもとにした本作。彼をモデルにした主人公を「南」と「博」という2人の人物に分け、昭和63年の東京・銀座のキャバレーを舞台に、2人のピアニストの運命が交錯する一晩を描く。劇中では、南だけが演奏を許されている「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を博が弾いたことをきっかけに、彼らが夜の銀座を取り巻く災いに巻き込まれていく。

「白鍵と黒鍵の間に」場面写真

「白鍵と黒鍵の間に」場面写真[拡大]

才能にあふれているが、夜の世界のしがらみにとらわれて夢を見失っている南と、ジャズマンになる夢に向かって邁進する若きロマンチストの博。その両人を池松が1人2役で演じる。監督は「南瓜とマヨネーズ」「素敵なダイナマイトスキャンダル」の冨永昌敬が務め、「ムーンライト・シャドウ」の高橋知由とともに脚本を手がけた。冨永は「かつて銀座のナイトクラブでピアノにかじりつき、三年間『あの曲』を弾き続けた南さんと、この映画のために半年間スタジオに通って『あの曲』を練習してくれた池松くんに、心から敬意を表します」とコメント。池松は「映画館で浸って、酔いしれて、心の隙間を埋めてもらえることを願っています」と話している。

このたびYouTubeで公開された特報には南と博それぞれの演奏シーンを収録。映像は「“あの曲”だけは弾いてはいけない」という言葉で締めくくられる。ティザービジュアルには、サングラスをかけてピアノを弾く南と、そのピアノの屋根に映り込む博の姿が収められている。

「白鍵と黒鍵の間に」は東京・テアトル新宿ほか全国で公開。

冨永昌敬 コメント

原作者の南博さんと、主人公「南博」を演じた池松壮亮くんに感謝します。かつて銀座のナイトクラブでピアノにかじりつき、三年間「あの曲」を弾き続けた南さんと、この映画のために半年間スタジオに通って「あの曲」を練習してくれた池松くんに、心から敬意を表します。「白鍵と黒鍵の間に」のテーマは、仕事と自分です。また、一人二役とは、単独の俳優が二つの異なる人格を演じ分けることを指しますが、この映画はその語義を問い直すものに仕上がりました。南さんの若き日の三年間を一晩の出来事として描く脚本には、高橋知由くんが力を貸してくれました。私たちは今日、「一人二役」と「三年一晩」の迷宮の中から、このユニークな作品の誕生を映画ファンのみなさんにお知らせします。

池松壮亮 コメント

今作を共に創り上げた冨永監督とキャストスタッフと共に、この素晴らしい作品を届けることができることを誇りに思います。
時代の移ろいの間に、沈黙や静寂の隙間に、人生の隙間に、音楽があること。映画があることをこの作品は言葉よりも雄弁に、優雅に、独創的に、時にユーモアを交えて語ってくれます。是非映画館で浸って、酔いしれて、心の隙間を埋めてもらえることを願っています。
この世界には音楽や映画によって埋められる何かがあると信じています。

この記事の画像・動画(全3件)

(c)2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会

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