検視中に盗んだ鍵で部屋に侵入してキャッシュカードを盗んだなどとして、窃盗、邸宅侵入罪に問われた元大分県警別府署地域課巡査の男(24)の初公判が19日、大分地裁(初谷湧紀裁判官)で行われた。男は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
起訴状などによると、男は1月20日、別府市のアパートで病死した70歳代女性の検視中、部屋の鍵が入ったキーケースを窃取。後日その鍵を使い部屋に侵入し、現金やキャッシュカード、貴金属などを盗んだ。また同月、女性のキャッシュカードで計200万円を引き出して盗んだとしている。
県警は、3月16日に男を懲戒免職処分にした。
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