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江東区長選 両陣営に大物続々応援 保守分裂「融和」が鍵:東京新聞 ... - 東京新聞

選挙期間中、山崎一輝さん(左)の応援演説に立った萩生田光一自民党政調会長=JR亀戸駅前で

選挙期間中、山崎一輝さん(左)の応援演説に立った萩生田光一自民党政調会長=JR亀戸駅前で

 統一地方選後半戦は24日、江東、大田、中野、杉並、荒川、江戸川の6区で開票が行われ、次の4年を担う区市町村長、区市町村議が出そろった。保守分裂、新旧対決、過去最多6人の女性区長誕生−。選挙戦を繰り広げた当選者は抱負を語り、敗れた陣営の関係者は敗戦の背景などを口にした。

 無所属新人の四人が争い、元自民衆院議員の木村弥生さん(57)が初当選した江東区長選。自民系の二人が争う保守分裂選挙となり、選挙戦では双方の陣営がつばぜり合いを繰り広げた。

 自民推薦候補として出馬したのは、十二日に死去した山崎孝明区長の長男で元自民都議の一輝さん(50)だった。これまでの区政の継承を掲げ、茂木敏充党幹事長、菅義偉元首相らが続々と応援演説に駆け付けた。

 出陣式では丸川珠代党都連会長代行が「自民の推薦で区長選を戦うのは山崎候補ひとり」と木村さんをけん制。萩生田光一党政調会長は街頭演説で、京都で国会議員として活動した木村さんを「知らない間に京都を投げ出し区へ戻った。立候補の大義はない」。

 一方、地元選出の元自民党国会議員の長女の木村さん。国会議員時代に親交のあった自民の野田聖子元総務相、稲田朋美元防衛相らが支援した。小池百合子知事が特別顧問の地域政党「都民ファーストの会」も参戦。地元都議が木村さんと一緒に街頭に立ち「都政と区政の連携が極めて悪い。いままでの区政は都とけんかしていた。そんな区政を変えなければ」と訴えた。

 木村さんの得票率は約38%。一輝さんの陣営幹部は出馬表明から投票日までの時間がなく、敗戦の一因に「短期決戦」を口にした。

 区長選と同時に行われた区議選でも多くの候補が両陣営に分かれて戦った。区長選で生まれた分裂を乗り越え、融和を図ることができるのかも、今後の区政運営の鍵になりそうだ。(松尾博史)

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