クレディ・スイス・グループは、買収企業である UBSグループが統合後の将来に欠かせないと見なす人材に慰留ボーナスを支給する。
事情に詳しい関係者によると、クレディ・スイスはUBSとの協議の中で、UBSによる買収完了までの事業維持や、統合を始めるに当たり円滑な移行に鍵となる従業員のリストを作成した。
クレディ・スイスは今月、少数の重要な上級職行員に対し、保証されたボーナスの支給に関する書簡を送付したと、詳細は非公表だとして匿名を要請した関係者が述べた。ボーナスは現金とUBS株式、繰り延べ払いの部分などから成っているという。これらの対象者は成果報酬も約束されたと、関係者は付け加えた。
クレディ・スイスの一部行員は、その他ティア1債(AT1債)に連動することになっていたボーナスが 無価値となったほか、繰り延べ賞与の 支給凍結や株価下落で打撃を受けた。新たな賞与はこうした打撃を和らげる可能性がある。
また、ウェルスマネジャーや投資銀行バンカー、プラットフォームやシステムの維持に重要なバックオフィス担当など、上級以外のクレディ・スイス行員も成果報酬の対象になると関係者は述べた。
クレディ・スイス広報担当者は「顧客基盤を守り、リスクを管理し、オペレーション上の安定を円滑に進めるため、当行は先回りした措置をとっている」と説明。UBSはボーナスについてコメントを控えた。
原題: Credit Suisse Paying Bonuses to Staff UBS Sees as Key for Fusion(抜粋)
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