子供をあやすため、親はさまざまな工夫をしています。
泣き出した時、子供の注意を引くものを一時的に持たせるのは、よくある手段。
しかし、うっかり渡してはいけないものを持たせると、事故につながる危険があります。
娘の、うーちゃんが生後9か月の頃に起こった出来事をInstagramで紹介したのは、ぴく子(picko.ig)さん。
同じミスを起こす人が減るよう、漫画を通して注意喚起をしています。
『子供を車にとじこめてしまいJAFをよんだはなし』
鍵を見つけやすいように、目印となる何かしらをつけている人は大勢いることでしょう。
ぴく子さんは、車の鍵にクマのぬいぐるみをつけていました。
娘さんがぬいぐるみを気に入ったため、買い物に出かける準備中、一時的に持たせたのですが…それが間違いのもとだったのです。
まだぴく子さんが乗り込んでいないタイミングで、娘さんは鍵のボタンを押し、車のドアをロック!
スペアキーは自宅にあるものの、家の鍵も車内の荷物の中です。
娘さんにはなんとか、もう一度鍵のボタンを押して、ロック解除をしてほしいところですが…。
絶望からの切り替え
娘さんが鍵を投げたのを見た、ぴく子さんは即切り替え、ロードサービスを提供している『JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)』に助けを求めました。
幸いなことに10分程度でスタッフが到着し、速やかに開錠。
さらに、支払いよりもまず、子供のケアを優先させてくれたスタッフの優しさに、ぴく子さんは感動しました!
なお、この騒動の一件後、車の鍵からぬいぐるみは取り外したといいます。また、車の鍵の管理や、ドアを閉めることに慎重になったとのこと。
同様の体験をした人は少なくないようで、共感などのコメントが多数寄せられています。
・同じ経験があります。車内からベビーカーをおろす隙にやられました…。
・私も同士です。頭が真っ白になり、ガラスを割ろうかと思うくらい取り乱しました!
・恋人がJAFの人で、「夏場に多く、気を遣う案件だ」と聞いています。
・我が家の車は、鍵が車内にある場合、それでロックはかけられない仕組み。全メーカーが参考にしてほしい…。
ぬいぐるみをつけていなくとも、子供はボタン自体を触りたがることがよくあるので、手の届く範囲に持って行くのは要注意です。
とはいえ、ミスを完全にゼロにすることは困難でしょう。
炎天下の日に子供が車に閉じ込められた場合、救助方法の1つとして、119番通報もすすめられています。
その場合は、ドアの開錠ではなく、窓を割っての救助となることもありますが、命には代えられません。いざという時のために、覚えておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]
出典 picko.ig
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