
県内で上半期(1~6月)に盗まれた自転車は、5092件と前年同期に比べて1・5倍(1631件増)に増えた。被害の65%以上を無施錠が占める。新型コロナウイルスによる行動制限の緩和によって人の移動が増えたことも背景とみられる。地域防犯の最前線に立つ交番の真夏のパトロールに同行した。【柿崎誠】
住宅敷地内が最多
「愛着やこだわりが詰まった大切な自転車を盗まれて悲しむ被害者を見てきた」。8月上旬、大和市と綾瀬市を管轄する県警大和署の大和駅前交番の綱島恵理巡査(24)は、事件や事故の突発的な対応の合間をぬって厳しい日差しが照りつける駅前の月決め駐輪場に向かった。管内の上半期の自転車盗は288件と前年同期の2・5倍に急増。件数は川崎署(399件)に次ぐ2番目だが、伸び率は県内最大だった。
綱島巡査は100台を超える車両が並ぶ駐輪場で無施錠車両に目を光らせ、あっという間に無施錠の車両3台を見つけた。「鍵カケテ」「御守 自転車事故や自転車盗難に遭いませんように!」。そう書かれた署作成のカードをハンドル部分に手際よく付けた。「自転車盗は生活の足を失う身近な犯罪。警察官が警戒する姿を地域に見せることは抑止につながると思うし、悲しむ被害者を減らしたい」と汗をぬぐった。
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