高校生の娘が朝、駅まで向かう途中、いつもすれ違うウオーキング帰りの2人連れのご婦人がいる。ひとりはご近所のおばさまで、私も顔と名前がわかる方。しかしもうひとりは全く知らない方である。娘は「知ってるおばちゃん」がいるので、2人に向かっていつも挨拶(あいさつ)していたようだ。
ところが先日、「最近、近所のおばちゃんがおれへんねん」と言う。病気かなあ?と思いつつ、娘は顔見知りになった名前も知らないおばさまに、毎日挨拶していた。そして、しばらくたったつい先日、帰宅した娘が「今朝おばちゃんに、今年何年生?って聞かれた」と言う。娘はなぜ突然そんな質問をされたのかわからないまま、「高2です」と答えたところ、おばさまが「ああ、よかった。じゃあもう1年挨拶できるね!」と嬉(うれ)しいお言葉をくださった。私もなぜ学年を聞かれたのか、不思議に思って娘の話を聞いていたが、やっと合点がいった。
そういえば、上の娘のときもそんなことがあったっけ。ご近所のおばさまに「最近〇〇ちゃんに会えへんわぁ! もう大学生になったんやなぁ…」と言われたことを、今になって思い出した。
おばさま方、いつも娘たちを見守ってくださってありがとうございます。もう1年、どうぞよろしくお願いいたします。
そしてご近所のおばさま、早くいつもの朝に戻ってきてください。娘も待っています。
原田 眞紀 52 兵庫県尼崎市
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February 26, 2020 at 03:00AM
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