各地の劇場で毎日午前10時から名画を上映してきた「午前十時の映画祭10−FINAL−」(主催・川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会)が3月末で終了した。2010年の初年度から1年ごとに上映作品が選定され、シニア層を中心に「朝の名画座」として親しまれた。赤字続きを理由に幕となったが一転、主催者は来年4月からの再開を発表した。 (竹島勇)
十年間で二百三十四作を上映してきた。集客順の人気作の第一位は「ローマの休日」(ウィリアム・ワイラー監督)。二位は「ショーシャンクの空に」(フランク・ダラボン監督)、三位は「風と共に去りぬ」(ビクター・フレミング監督)と米の名作が上位を占めた。ベスト10には邦画も入った(表参照)。
映画祭の立ち上げから関わってきた川喜多記念映画文化財団の武田和(かず)・代表理事=写真=は「往年の娯楽映画を、あえて映画館の大スクリーンで楽しんでもらおうと始めた」と振り返る。初年度から思いのほか観客は集まったが、「毎年億単位の赤字だった」と明かす。
配給会社が旧作の上映に積極的ではなかったことから費用がかかった。三回目(二〇一二年三月〜一三年二月)まではフィルムを新たにプリントして上映していたが、一三年四月スタートの四回目からはデジタル上映に切り替えた。「泥の河」(小栗康平監督)や「戦場のメリークリスマス」(大島渚監督)など、「私たちが費用を出してデジタル化した作品もあった」と話す。
節目の十回目をもっていったんは終了を表明したが、再開に転じたことに武田代表理事は「ファンの支持する声に加え、文化庁などからも続行要請があった。配給会社などとの契約を見直し、赤字が減らせる見込みも出てきたため」と理由を説明する。
取り巻く状況は厳しいが、武田代表理事は「(チケットの販売状況から)7〜8%程度、学生が見てくれた作品もあった。SNSでの反響からも若者にもある程度浸透できた」と手応えを語り、名画を若い人に見てもらえているという意義を強調する。
来春の再開に向け、「初めて上映する作品も探していく。一方で『ローマの休日』のように、人気作にはまた見たくなる魅力があり、見るたびに発見がある。『名画は何度でも見て』と言いたいですね」と笑った。
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April 23, 2020 at 06:38AM
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「朝の名画座」しばし幕 シニア層に親しまれ 10年間で234作上映:放送芸能(TOKYO Web) - 東京新聞
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