苦渋の選択-。セ・リーグが今季、クライマックスシリーズ(CS)を開催しない方向で最終調整に入ったことが22日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大の第2波、第3波に備え、レギュラーシーズンの日程消化や選手の体調管理などを最優先させる方針。一方、パ・リーグはCSを開催する。
6月19日が有力な開幕に向け、アウトラインがほぼ固まった。その一方で、苦渋の選択を迫られることになった。CSをセ・リーグが開催しない方向で最終調整していることが判明した。
「クライマックスシリーズをやるかやらないかは、まだですね。結論は最終的には出ていません。(ポストシーズンのやり方を問われて)できるだけ本来のリーグ戦をたくさんやって頂けるようにしたい」
斉藤コミッショナーは会見で明らかにすることはなかったが、球界関係者によると、セのCS中止については理事会などですでに意見交換されており、見送る方向で、ほぼ一致しているという。
セがCSを中止するに至った最大の理由は日程上の問題。現在、レギュラーシーズンは120試合を軸に調整しているが、コロナ禍の第2波、第3波となれば中断を余儀なくされる。ハード面についてもセの本拠地は全天候型が東京ドーム、ナゴヤドームのみ。札幌ドームなどパの4球場と比較しても、雨天中止の対応への不安は否めない。
日本シリーズは当初11月7日開幕予定だが、ギリギリで11月中に終えられる同21日開幕へ後ろ倒しされる見込み。CSがあれば、その約3週間前にレギュラーシーズンを終える必要が出てくる。過密日程となるが、これを避けることにより、選手やその家族への負担も軽減できる。消化試合を削減できるというCSの興行的なメリットも捨てがたいが、コロナ禍の状況を最優先にした。
CSは2007年に、セがパに追随する形でプレーオフ制度を導入したことで誕生。名称や実施方法など、足並みをそろえてきた。しかし、セ、パで統一しなければいけないという規約はない。
「6・19」に開幕し、レギュラーシーズンで頂点に立ったチームが、日本シリーズへの出場権を得る。これが今季のセの仕組み。明確なルールの下、待ち望んでいたファンに球音を届ける。
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May 23, 2020 at 03:04AM
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セ・リーグ、CS中止へ レギュラーシーズン優先…苦渋の選択 - サンケイスポーツ
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