RKK熊本放送
県の休業要請が７日から一部緩和され、街なかの人出にも変化が見られています。
７日昼過ぎ、熊本市中心部のアーケードです。
「元通り」とまではいきませんが、少しずつ人通りが戻っています。
「孫の誕生日プレゼントを買いに。やっとお店が開いたので（人出が）すごく増えましたね。活気がありますねお店が開いて」（買い物客）
「前に比べたら少しずつ（人が）多くなっているんじゃないですかね。自粛することも大事だとは思いますけどお店も開けないといけないというのも分かる」（買い物客）
一方で、慎重な意見も。
「（先日まで）ガラーンとした感じで寂しいなとは思っていましたけど。また人がごった返してもう一度流行が来るのではないかと思う」（買い物客）
毎日店頭に立つ、飲食店のスタッフは。
「きょうは多いなと思います。大型連休中よりはめちゃめちゃ多いなと。イートインはまだ少ないですまだ１０人も来てない。もうちょっと時間がかかるのかなという感じがします」（飲食店スタッフ）
買い物には出ても、「外食」へのハードルはまだ高いようです。
熊本市中央区の酒店です。
外出自粛や飲食店の臨時休業などの影響で、売り上げの９割以上を占める飲食店への酒の販売が大幅に減りました。
「通常だと、トラックが中瓶ケースを３段くらい重なる量は積み込むんですけど、現実がこの量だからですね」（酒店の従業員）
売り上げは、新型コロナウイルスの影響が出る前と比べて２割まで減少。
街なかの飲食店の行く末が、店の経営に直結します。
「このままずっとこもりっきりで、生活できることはないので、どこかで営業を始めないと厳しいですよね」（福城屋 小場佐文俊社長）
こちらの餃子専門店では、感染拡大を懸念して、約１０日間の休業を経て、７日営業を再開しました。
「（席は）対面式になるべくならないように端っこのほうにカウンターみたいな感じで作ってる席も何席かありますね」（餃子屋弐ノ弐上通本店 安藤央店長）
営業時間の短縮が解除される週明けの１１日からは、午後１０時まで営業する予定です。
Ｑ客は増えますかね？
「いやー。ちょっと難しいんじゃないですかね。（客が戻るのは）ゆっくりゆっくり１年くらいかかるんじゃないかな」（餃子屋弐ノ弐上通本店 安藤央店長）
休業要請の緩和に伴い、県は感染防止策の徹底を事業者に求めています。
今月１１日からの営業の再開には密閉・密集・密接の３つの密を避けるなど、感染防止の対策が不可欠となっています。
県は感染を防ぐため、今月１１日と１２日の２日間営業を再開したインターネットカフェなどの、遊興・遊技施設や居酒屋などを業界団体や食品衛生指導員が訪問するとしました。
訪問時には、県が感染防止のために作成した、チェックリストに沿って確認を行うとしています。
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May 08, 2020 at 04:58PM
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熊本市中心部街の人出に変化 飲食店にも動き 県は感染防止に直接訪問（RKK熊本放送） - Yahoo!ニュース
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