13日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比32円74銭(0.14%)安の2万3525円95銭で終えた。前日の米株高を受けて朝方は上昇したが、利益確定の売りが優勢になった。欧米での新型コロナウイルス感染の再拡大などを背景に、米株価指数先物が軟調なことも日本株の重荷になった。
米医薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソンが最終治験段階にあった新型コロナのワクチン開発を一時停止すると報じられたことも投資家心理を冷やした。原油相場の下落も嫌気された。
ただ、相場の下げは限定的だった。ダウ・ジョーンズ通信によると、中国の2020年7~9月期の貿易統計(人民元建て)は輸出、輸入ともに前年比プラスだった。中国経済の持ち直し期待もあり、関連銘柄の下値を支えた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8951億円、売買高は4億1949万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1349と、全体の約6割を占めた。値上がりは717、変わらずは103銘柄だった。
エーザイ、塩野義、武田など医薬株が売られている。三菱自、スズキ、日野自など自動車株も安い。一方、安川電、SUMCO、ファナックなどが買われている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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