調査は2020、21年にかけて行い、それぞれ72人、382人が回答した。新型コロナの最初の緊急事態宣言が出た20年4月の調査では、牛乳の消費が増えた人の69%が「健康増進」を理由に挙げた。21年7月は56%に下がったものの、2年連続でトップだった。次いで「栄養の強化」「免疫力・抵抗力の強化」となった。
コロナ下の生活が長期化し、「おいしい・自分や家族が好き」「ストレスの緩和」「家庭内での食事(調理)での利用」といった回答が21年は増加傾向にあり、「利用を継続する中で、牛乳・乳製品のおいしさや価値に気付いていったことがうかがえる」(Jミルク)。
調査では、「自宅で過ごす時間が増え、牛乳を飲んだり料理に使ったりするようになった」「今まで無意識に飲んでいたが、コロナ禍での生産現場のことを思うと改めておいしさを実感した」などの声も上がった。
牛乳・乳製品の1人当たりの年間消費支出額を見ると、20年は前年比5%増の1万3934円に伸長。21年は前年を下回ったが、コロナ前の19年を3%上回る水準を維持した。
Jミルクでは、コロナ下で家庭消費が伸びる牛乳・乳製品の本質的な価値を探ろうと、20年春以降に行った6回の調査を冊子「WITH MILK」にまとめた。
「健康や免疫力といった機能と、おいしさ・楽しさという喜びが相反せず、互いを高めるように共存させているのが牛乳・乳製品の特徴的な価値」として、積極的な訴求を呼び掛ける。冊子の内容はJミルクのホームページで確認できる。
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