『PASH!』4月号に掲載された映画『佐々木と宮野-卒業編-』/同時上映短編『平野と鍵浦』のインタビューの一部を特別に掲載。本記事では平野大河役・松岡禎丞さんに『平野と鍵浦』に寄せる熱い想いをお聞きしました!
――短編『平野と鍵浦』で、ふたりのお話の映像化が決まった際のお気持ちを聞かせてください。
「想いは口に出せば叶うんだ…」ということを、あらためて感じさせてもらいました。今まで冗談混じりで散々「いつかアニメ化されたらいいね」と話してはいましたが、本当に(鍵浦 昭役・島﨑)信長と一緒にこんなに楽しい芝居ができるとは思っていませんでした(笑)。本編にも結構多めに出させていただいたので、ふたりとも大満足でした!
――短編のなかで、好きな台詞やシーン・表情を挙げるならば?
ふたりが恋愛観をお互いのベッドの上で話すシーンが好きでしたね。しかも若干すれ違いがあって、噛み合っているようで噛み合ってない…みたいな(笑)。鍵くんも結構強引で、アフレコでもものすごく自然に演じられました。お互いある種一方通行なんですけど、どこか繋がってるっていう絆も感じられて、すごくいいシーンでした。
――ふたりのやり取りを通して、平野が鍵浦のことを好ましく思っていると感じる点/気になっているんだろうと感じる点についてお聞かせください。
好ましく思っているのは、「俺がいなきゃこいつダメだな」って母性本能をくすぐるところでしょうかね? 手の掛かる子ほど可愛いって、よく言うじゃないですか。鍵くんに対しては、それが本当に当てはまるなと思います。あと、平野が鍵くんのことを気にしているんだろうなと思うのは、心の奥底で「何なんだろう、この気持ち…」と思うような、切なさを感じる微妙な距離感。説明が難しいんですけど…平野にとって、鍵くんは今後どのような形になったとしても一緒に歩んでいきたい存在になっているんだろうな…というのを感じます。平野は鈍感ですから、裏をかきすぎちゃうところがあるんですけどね。
――平野の恋愛観・対人観については、どのようにお考えですか?
平野って年齢のわりに、すごく達観した部分があるんですよね。だからその気持ちを尊重して、脚色は加えないようにあくまでも自然体、常に自然体のまま演じました。平野自身の恋愛観も普通の男の子としての考えは持っているけれど、佐々木と宮野のような男の子同士の恋愛っていうのも全然否定したりはしていませんし。だから今後、鍵くんと未来を歩んでいくっていう選択肢も平野のなかにはあると思うんですよね。鍵くんが告白する・しないが運命の分かれ道みたいになっているので、そこはもう原作の春園先生のみぞ知る世界です。
――今後『平野と鍵浦』に望む展開や夢をお聞かせください。
ifでもいいので、『平野と鍵浦』の同棲編は見てみたいですよね。あのふたりがくっついたとして、どんな未来を歩んで行くんだろうっていうのはすごく興味があります。春園先生、お願いしますよ…(ニヤリ)。
(PASH!4月号より抜粋)
©2023 春園ショウ/KADOKAWA/映画「佐々木と宮野」製作委員会
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