朝、子どもを起こす方法を描いた漫画「小さい人」がSNS上で話題となっています。布団の中にいて、朝、子どもたちを起こすのが仕事の「小さい人」。子どもが起きないと、仲間を呼んで群れをなしたりして、連携して仕事をしますがその正体は…という内容で「絵本にできそう」「ほっこりします」「かわいいお母さん」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
起き抜けの気分が一日を左右する
この漫画を描いたのは、岩永ハナエ(ペンネーム)さんです。普段は画家として活動しており、インスタグラムでは育児の記録としてイラストや漫画を投稿しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
岩永さん「娘を出産してから始めたので、4年ほど前からです。最初は授乳の間隔、排せつの有無、産後の体のダメージなどをイラスト付きで記録していた、ただのメモでした。だんだん、新生児のしぐさの不思議さや、肉体の魅力をイラストでメモするようになり、そのうち、やりとりなどを詳しく書き残すことも増えて漫画っぽく変化した感じです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
岩永さん「絵日記を毎日描くようにしていて、数あるネタの中から今日は何描こうかなという感じで描くのですが、この日はちょうど、この起こし方をして、みんなで楽しくにこやかに幸せな気持ちで起きたので描くことにしました」
Q.毎朝の習慣なのですか。
岩永さん「毎朝ではないです。起きてほしいのに今日はぐっすり寝ているな…無理に起こすと不機嫌になるかもしれないな…というときに小さい人を呼びます。起き抜けの気分が、その日一日を左右しますからね、なるべく気分よく起きてもらいたい」
Q.起こすときのコツがあれば教えてください。
岩永さん「最初はガバッといかず、話し声だけで『なかなか起きないから助けてー』『何だって? 今行くよ!』とか。遠くからじわじわと近づいてくる、という感じで始めて、寝ている人が小さい人の存在に気付いてからアプローチします。いきなりやると『眠いのに何だよ!』と怒りに火をつけてしまいますからね…」
Q.なかなか起きないときもあると思いますが、どうしているのでしょうか。
岩永さん「ひたすら続けます…ただひたすら、できるだけ壮大に物語を展開させながら、くすぐり続けます(笑)いよいよ起きないときは、ほったらかして別室へ行きます。そしたら起きてきます」
Q.上の子のもりくん(10歳)には何歳くらいまでしていたのですか。
岩永さん「小学校に上がる頃までです。でも、今でもたまにやります。この起こし方のおかげなのか、息子は起きるときにグズったりせず、今では、私より早く自分ですんなり起きます」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
岩永さん「『うちもやってます!』『うちはトコトコさんという名前です』『指の妖精と呼んでます』などのコメントを頂きました。どこのおうちにもいるんですね」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
岩永さん「ご依頼いただく絵の制作と、一番は自分自身の作品を成熟させていくことです。今は、子どものイラストの軽いタッチの方が需要があるようですが、どちらも私の絵なので、うまく両立できるといいなと思っています。育児イラストについては、日々の出来事を忘れないようにありのまま記録していきたいと思います」
(オトナンサー編集部)
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July 08, 2020 at 10:15AM
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