窃盗被害相次ぎ警察が大学生を戸別訪問「鍵を必ず閉めるよう」｜NHK 岐阜県のニュース - nhk.or.jp

岐阜県で１人暮らしを狙った窃盗の被害が相次いでいることから、警察では岐阜大学周辺で１人で暮らす大学生を戸別に訪問して、窓や玄関の鍵を必ず閉めるよう呼びかけました。

２７日は警察官５人が岐阜市の岐阜大学の近くにある学生向けのアパートを訪れました。
警察官は部屋にいた大学生に「外出する際や就寝中などには鍵をかける習慣をつけてください」と声をかけたあと、外部からの侵入を防ぐため窓を二重に施錠する「補助錠」や窓ガラスに貼り付けて割られにくくするフィルムを手渡しました。
警察によりますと岐阜県では空き巣や夜間の就寝中を狙って家に入る「忍び込み」などによる盗みの被害が去年１年間で６５１件にのぼり、このうち約６割は被害者が窓や玄関の鍵を閉めておらず、１人暮らしの家の被害も相次いでいるということです。
警察の訪問を受けた大学４年生の女性は「最近は暑くて窓を開けることも多いので、鍵を閉め忘れないようにしたいです」と話していました。
岐阜県警察本部生活安全総務課の亀山真弘課長補佐は「家にいるときでも盗みや性犯罪の被害に遭うおそれがあるので気をつけてほしい。大型連休の旅行や帰省で家を空ける人も戸締まりを忘れないで下さい」と話していました。

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