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【レトロゲームの遊び方】FC版「ソロモンの鍵」最短コースでエンディングを目指そう! - GAME Watch

 Nintendo Switchをはじめ、プレイステーション 5/プレイステーション 4/PC/スマートフォンなど現行のハードで遊べるレトロゲームの面白さを、基本ルール解説と攻略法を通じて読者の皆さんにご案内する当企画。今回は、Nintendo Switch Onlineで配信中のファミリーコンピュータ用ソフト「ソロモンの鍵」の”遊び方”をご紹介しよう。

 「ソロモンの鍵」は、1986年にテクモから発売された固定画面方式のアクションパズルゲーム。魔法使いの主人公ダーナを操作して、空間に石(※以下、本稿ではブロックと表記)を作ったり消したりできる「換石(かんせき)の術」と、敵を倒すための武器であるファイアボールを放つ「火球の術」を駆使してステージ内を移動し、鍵を取って出口の扉を開き、ライフ(残り時間)がゼロになるまでに出口に行ければステージクリアとなる。

 本作は敵を倒したり、ジャンプでかわしたりするアクション要素と、ブロックを作ったり消したりする順序を考えながらクリアまでのルートを作り出すパズル要素が絶妙に融合した、1,100タイトルを超える歴代ファミコンソフトの中でも屈指の名作であると、筆者は高く評価している。本作の舞台は魔の星座宮で、古代遺跡をほうふつとさせるビジュアルは独特の美しさがあり、軽快なBGMも名曲ぞろいだ。間もなく発売から36周年を迎えるが、本作の面白さは今でもまったく色あせていない。

 以下、本稿では本作を楽しむために覚えておきたい、基本的なゲームの進め方と各種アイテム情報、さらに最短ルートで最終面をクリアし、エンディングまで到達する方法をプレイ動画も添えてご説明しよう。皆さんの一助となれば幸いだ。

※筆者注:本稿ではファミコン版の「ソロモンの鍵」を解説している。同名のアーケード版も存在するが、ファミコン版とはステージ構成やアイテムの種類や出現場所、敵の行動パターンがまったく異なるので、くれぐれもお間違えなく!

【『ソロモンの鍵』(ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online)】

基本操作&システムガイド:これさえ覚えれば予習はバッチリ!

 ダーナの操作は、十字ボタンまたは左スティックで左右に移動、上を押すとジャンプし、下を押すとしゃがむ。ジャンプ中も左右に軌道の調整が可能で、しゃがみながら歩くこともできる。Aボタンを押すと換石の術を使用し、Bボタンを押すとファイアボールを放つ。

 ブロックは、足場にして高い所に登ったり、敵の突進や炎を防いだりする際に利用する。ブロックは画面内に何個でも、何回でも出すことが可能で、ブロックに向かって再び換石の術を使うか、またはジャンプして頭突きを2回当てれば壊すこともできる。敵が乗ったブロックを破壊して下段に叩き落とすことで敵を倒すこともできる(※一部倒せない敵もいる)ので、武器の代わりにも使えることも覚えておこう。

 また、 特定の場所にあるブロックを消したり、空間にブロックを出現させてから消すと隠しアイテムが出現することもある ので、「何だか怪しい!」と思った場所にはどんどん換石の術を掛けてみよう。ただし、外壁などの白い壁は壊すことはできない。

 ファイアボールは、ストックがある場合のみ(※ストックは画面右上に表示)使用可能で、後述するアイテムを取れば補充することができる。発射すると地形に沿って進み、敵にヒットするか、一定の距離を進むと消滅する。ファイアボールの飛距離は、4面や5面などに出現する宝石型のアイテム「クリスタル・ラド」(※青と赤の2種類がある)を取ると少しだけ増やすことができる。まずは以下の動画と各種アイテム出現時の写真を見て、本作の基本システムを理解していただきたい。

【「ソロモンの鍵」独特の面白さに刮目せよ!】

 本作を楽しむためには、上記の基本操作に加え、数多くのアイテムの効果を把握することも必須条件だ。その中でも、特に覚えておかなくてはいけない、超重要アイテムは以下のとおりだ。

これだけは覚えておこう!「ソロモンの鍵」重要アイテムリスト

「ライラックの鐘」

 ほとんどのステージに出現、または隠されていて、取ると扉からフェアリーが出現する。フェアリーを10体救出するごとにダーナのストックが1人増えるので、可能な限り取っておきたい。

「マンダの壺」

 青と赤の2種類がある。青を取るとファイアボールが、赤を取ると敵を貫通する強力なスーパーファイアボールのストックが1個増える。

「ライラの巻物」

 ファイアボールの最大ストック数が1個増える。初期状態は3個だが、このアイテムを取ることで最高8個までアップする。

「マプロスの壺」

 「E」の文字が描かれた赤い壺。取るとダーナのストックが1人増える。

「ノルムの砂時計」

 青と赤の2種類があり、青はライフ(残り時間)を初期状態の10,000に戻し、赤はライフを5,000にする効果を持つ。クリアまで時間が掛かる、パズル色が強いステージで発見すると重宝する。

「チェンジターゲット」

 こちらも青と赤の2種類がある。取れば得点が加算されるが、換石の術を使うと、青はマンダの壺(青)→金貨→クリスタル・ラド(赤)の順に変化し、再び換石の術を掛けるとチェンジターゲット(青)に戻る。同じく、赤のチェンジターゲットはマンダの壺(赤)→ライラの巻物→ライラックの鐘→チェンジターゲット(赤)の順に変化する。主にファイアボールの補充時に利用するといい。

青に換石の術を掛けてマンダの壺を取ればファイアボールをストックすることができる。超重要!
赤に換石の術を掛ければスーパーファイアボールが取れるが、序盤のステージではライラの巻物を取っておくのがオススメ

「黄金の羽」

 こちらも最短ルート攻略のキモとなる超重要アイテムで、取ってからクリアすると6面先までワープする効果が得られる。7、15、23、31、39面の合計5カ所に出現する。

「星座パネル」

 4面おきに出現。これを取ってからクリアすると、次のステージが「HIDDEN」(ちょっとしたボーナスステージ)になるので絶対に逃さないこと。「HIDDEN」ステージの攻略法は、以下の「白羊宮」の動画を参照のこと。

エピローグ:キミは真のエンディング見ることができるか? 底知れぬ奥深さを持つ「ソロモンの鍵」

 本稿で紹介した内容は、本作のほんの一部にしかすぎない。実は本作、プレイ内容によってエンディングが6種類に変化する、いわゆるマルチエンディング方式を採用している。

 その中でも、最も見るのが難しい真のエンディングを見るためには、黄金の羽を一切取らず、すなわちワープなしでクリアし、なおかつ一部のステージに隠された、前述のソロモンの封印などの重要アイテムを各種すべて回収し、王女リヒタが封印された最後の隠しステージ「PRINCESS(王女の間)」に進み、王女を救出したうえでクリアすることが必要なのだ。真のエンディングまでの道のりは非常に厳しいが、腕に自身のある方はぜひチャレンジしてみよう。見事、真のエンディング到達に成功したときは、至極の達成感が湧き上がること間違いなしだ。

 また本作には、ゲームオーバーになると得点とは別に、プレーヤーの実力を測定した「G・D・V」(※Game Deviation Value:偏差値のこと)が表示される、非常に珍しい機能がある。偏差値は総得点だけでなく、アイテムやフェアリーの獲得数など、多くの要素を踏まえたうえで集計される。こちらもどこまで伸ばせるか、ぜひ挑戦していただきたい。では、健闘を祈る!

【ゲーム偏差値の集計機能】

ゲームオーバー時に、プレーヤーの実力を判定する偏差値が表示される。ちなみに本機能は、テクモのファミコンソフト第1号「マイティボンジャック」にも実装されている

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