24日、名古屋市中区のマンションから転落し死亡した双子の男の子2人は、窓の近くの棚をよじのぼり、誤って転落した可能性が高いことが分かりました。

 名古屋市中区新栄1丁目の駐車場で24日夕方、隣のマンションの7階に住む双子の間部登也ちゃん(2)と雄也ちゃん(2)が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡しました。

 その後の警察への取材で、転落したとみられる高さ80センチほどの窓の近くには、ほぼ同じ高さの棚があり、2人は棚の溝に足をかけて、身長ほどの高さの窓によじのぼったとみられることが分かりました。

 当時、両親は別の部屋にいて、警察に対し母親は「数分間、目を離した隙にいなくなった。家の中を走り回る活発な子で、窓の鍵をかけた覚えはあるが、子どもは鍵を開けることができた」などと説明しているということです。

 警察は、2人が誤って転落した可能性が高いとみて調べています。