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地熱発電で揺れる奥飛騨温泉郷 割れる住民と事業者、共存の鍵とは ... - 中日新聞

地熱発電所のタービンを回すのに必要な蒸気生産を行う設備=高山市奥飛騨温泉郷中尾で

地熱発電所のタービンを回すのに必要な蒸気生産を行う設備=高山市奥飛騨温泉郷中尾で

 未来を支える再生可能エネルギーと、伝統の温泉郷との共存の行方に「熱い」視線が注がれ始めている。焼岳の麓にある高山市奥飛騨温泉郷の周辺で、複数の企業が地熱発電施設を次々と整備。中部有数の熱源を持つとされる地で、二酸化炭素(CO2)をほぼ出さない発電に期待がかかる一方、住民からは温泉への影響を懸念する声もある。ともに繁栄の道を歩むには何が必要なのか。 (松沢侑香)

 乗鞍火山帯でも唯一の活火山である焼岳。登山客の目を楽しませる豊かな緑の中に、発電機や汽水分離機が点在し、大手ゼネコンや電力会社などの看板も目を引く。10年ほど前から地熱発電設備が建ち始め、現在は少なくとも8社が参入。昨年末、他社と合同で最大出力約2千キロワットの発電所を完成させた中部電力グループのシーエナジー(名古屋市)は、さらに地域最大となる同10メガワット級の発電所建設を目指している。

■意見の食い違い

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