SNSの「鍵垢」でしか本音を吐露できないーーモヤモヤを抱えて生きる女性の日々を赤裸々に描く、『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』がSNSを中心に共感を呼んでいます。
作家は、『臨死!! 江古田ちゃん』『あさはかな夢みし』『モトカレマニア』など、さまざまな女子の本音を描いてきた瀧波ユカリさん。読者から寄せられた感想を受けてこう語ります。
「コミックス第1巻が発売されて、さまざまな反響をいただいています。『恋愛漫画かと思ったけど違った。人間の力関係の話だ』『男性として痛いところを突かれるようで苦しいが、ためになる』など、深く読み込んで感想をくださる読者さんも多いです。1巻も秋に出る2巻も、日常の中であまり見たくないところを抉っていく展開が続くので、作品自体は『無痛』どころか『激痛』とも言われるのですが、そんなヒリヒリ感も含めて楽しんでもらいたいと思って描いています」
今の時代に流れる雰囲気をユーモアを交えて映し出す『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』。本記事では最新レビューお届けします!
ぬるい地獄に生きている
女子には、普通に生きているだけで遭遇する地獄がわりとある。例えばこんな合コン。
下手な返しで「面倒な女」と思われるのもまた面倒で、トイレの個室に腰を据える。
店員さんがここにビールと枝豆を届けてくれたら……。現実が無理なので便座に身を委ねてアマプラ見てたい……。
息をするようにこれらを連ツイ(連続ツイート)するのは、「わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~」の主人公・星置みなみだ。
思ったことはツイッターに吐き出したいけど、知らない人にジャッジされるのは嫌!そんなわけで、みなみのアカウントはフォロー許可制。いわゆる「鍵垢女子」だ。
合コンを抜け出したみなみに合流してくれるのは、相互フォローのリア友・由仁ちゃん。つまらない合コンより、友達と天ぷら屋で飲むほうが100倍楽しいですからね。そして、彼氏作りに本気が出ないのは、みなみがここ1年ほどかまけている“恵比島千歳“の存在も大きい。
うーんそんなにかっこいいかな……?
髪型頼みの雰囲気イケメンな気もするけど、恋は盲目だからな……。みなみが千歳の長所を挙げても、いちいち冷静な由仁ちゃんのツッコミのほうに共感してしまう。
さて、一見優しくイケメン風だが、彼女以外にも女がいて、決してみなみを本命にしない、そんな男を何と呼ぶか。
「星屑男子」である。
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